【前編】なぜ? あの人との関係、いつも”嫌な感じ”で終わるのか? 🤔 ~あなたの心を蝕む「心理ゲーム」の正体~

「またこのパターンだ…」😥
「あの人との会話、最後はいつもモヤモヤする…」😩
「良かれと思ってやったのに、なぜか気まずくなる…」💦

特定の相手や状況で、決まって同じような展開をたどり、後味の悪い思いをする…。そんな繰り返される人間関係の悩み、抱えていませんか?

もし心当たりがあるなら、あなたは無意識のうちに「心理ゲーム」という、目に見えないコミュニケーションの罠 🕸️ にはまっているのかもしれません。

「ゲーム」と聞くと楽しそうですが、ここで言う「心理ゲーム」は全くの別物。むしろ、私たちの心をすり減らし、大切な人間関係をこじらせ、「なぜかいつもこうなる…」という悪循環 🔄 を生み出す、厄介な心のカラクリ ⚙️ なのです。

このブログでは、全2回にわたって、この「心理ゲーム」の謎を解き明かしていきます。

今回の前編では、まず「心理ゲームって一体何?」「どんな仕組みで、どんな影響があるの?」という基本の”キ”を、しっかり解説します。

この記事を読むことで、あなたを悩ませる「あの嫌な感じ」の正体と、その背後にある心の仕組みの入り口が見えてくるはずです。✨

目次

ズバリ!「心理ゲーム」とは何か? 3つの特徴

心理ゲームは、交流分析(TA)の創始者エリック・バーンが見出した、不健全なコミュニケーションパターンです。まずは、その特徴をしっかり押さえましょう。

1. 繰り返される不毛なパターン 🔄

これが最大の特徴です。まるでデジャヴのように、同じようなメンバーで、同じような会話の展開、そして同じような嫌な結末を迎えます。「あの人と話すと、いつも最後は私が悪者にされる」「この話題になると、必ず喧嘩腰になる」といった経験はありませんか? ゲームは建設的な解決に向かうことはなく、ただ時間と心のエネルギーだけが消耗していきます。「またやってしまった…」🤦‍♀️🤦‍♂️ という徒労感が残ります。

2. 裏がある(隠されたメッセージ)🤫

ゲームのやり取りには、表面的な言葉(社会的なレベルのメッセージ)とは別に、本音や隠された意図(心理的なレベルのメッセージ)が同時に存在します。そして多くの場合、この隠されたメッセージの方が、ゲームを動かす本当の力を持っています。
例えば、心配しているふりをしながら相手をコントロールしようとしたり(「あなたのためを思って言うけど、それはやめた方がいい」)、助けを求めているように見えて、実は相手を困らせたいと思っていたり(アドバイスをことごとく拒否する「はい、でも」ゲームなど)。
言葉と態度が食い違っている、会話の後になぜかスッキリしない、相手の真意が読めずにモヤモヤする… 🤔 こうした感覚は、裏メッセージが飛び交っているサインかもしれません。

3. 必ず「嫌な気分」で終わる(ラケット感情の獲得)😞

ゲームの終着点は、いつも決まって不快な感情です。怒り 😠、罪悪感、悲しみ 😢、不安、混乱、徒労感、見捨てられた感じ、自分が劣っている感じ…。不思議なことに、ゲームの当事者たちは、無意識のうちにこれらの「いつもの嫌な気分(ラケット感情)」を”獲得”するためにゲームをしている側面があります。
「ラケット感情」とは、幼い頃に本当の気持ち(自然な感情)を表現する代わりに身につけた、いわば「代用品の感情」🎭。不快なのに、なぜか慣れ親しんでいて、その感情を感じると妙に「しっくりくる」ような感覚があるかもしれません。「やっぱり私はダメなんだ」「どうせ誰も分かってくれない」といった思いと共に、このラケット感情を味わってゲームは終わります。

そして、このゲームが厄介なのは、ほとんどの場合、関わっている本人たちが無意識のうちに、自動操縦のように行ってしまっている点です。だからこそ、「なぜか分からないけど、いつもこうなる」という袋小路にはまってしまうのです。

ゲームのシナリオ:不毛な結末に向かうお決まりの4ステップ 📝

心理ゲームは、即興劇のようでありながら、実はある程度決まった筋書きに沿って進んでいきます。

1️⃣ きっかけ(仕掛けとカモ)✨

ゲームを始めたい人(仕掛け人)が、相手(カモ)の関心を引きそうな言葉や、相手が反応しやすい「心のボタン」(例えば、罪悪感、同情心、競争心、承認欲求など)を押すような形で、無意識にゲームへと誘います。重要なのは、カモ側にも、その誘いに乗りやすい「何か」(例えば、助けたい欲求、断れない性格、批判されたくない気持ちなど)があるということです。お互いの無意識のニーズが噛み合うことで、ゲームの幕が開きます。まるで磁石 🧲 のように引き合うことも。

2️⃣ やりとり(裏メッセージの応酬)💬

表面上は普通の会話や行動が続きます。しかし、水面下では、お互いの隠された意図を探り合うような、裏メッセージ(言葉以外の表情、声のトーン、態度なども含む)が複雑に交錯します。会話が進むにつれて、どこか不自然さや緊張感が増していくことが多いです。

3️⃣ 転換(スイッチ)⚡️

ゲームのクライマックスです。ある瞬間、突然、会話の流れや力関係、役割が劇的に変化します。助言していた人が急に非難の的になったり、被害を訴えていた人が攻撃的な態度に変わったり、状況が一変します。「え? さっきと言ってることが違う!」「なんで急にキレるの?」といった感じです。この「スイッチ」は、多くの場合、カモにとっては予期せぬもので、強い混乱や驚き、不快感を引き起こします。

4️⃣ 結末(ペイオフ)🏁

スイッチによって引き起こされた混乱の後、ゲームは終わりを迎えます。そして、仕掛け人もカモも、それぞれが(無意識のうちに)求めていた不快な感情(ラケット感情)を手に入れ、「やっぱりこうなった」という妙な納得感(ペイオフ)を得ます。この「ペイオフ」こそが、ゲームを繰り返してしまう(無意識的な)原動力となっているのです。

ゲームがもたらす悪影響:なぜ抜け出す必要があるのか? 😥

心理ゲームは、単に一時的に嫌な気分になるだけでなく、私たちの人生に様々な悪影響を及ぼします。

  • 時間とエネルギーの浪費: ⏳💸 本来もっと建設的なことに使えるはずの時間と心のエネルギーが、不毛なやり取りに吸い取られてしまいます。
  • 自己肯定感の低下: 📉 ゲームの結末で感じる否定的な感情(罪悪感、無力感、自己嫌悪など)は、繰り返し体験することで、じわじわと自信を蝕んでいきます。
  • 人間関係の破壊: 💔 信頼関係が損なわれ、コミュニケーションが歪み、心と心の距離が離れていきます。親しいはずの関係が、ゲームによって壊れてしまうことも少なくありません。
  • 問題解決の妨げ: 🧱 ゲームにエネルギーを注ぐことで、本当に向き合うべき問題(自分の課題、二人の間の問題など)から目を背け、解決を先延ばしにしてしまいます。
  • 成長の阻害: 🛑 新しい考え方や健全な関わり方を学ぶ機会を失い、いつまでも同じパターンにとらわれてしまいます。

このように、心理ゲームは私たちの人生の質を大きく下げる要因となりうるのです。

なぜ私たちはゲームにハマるのか?(深掘りは後編で!💡)

「こんなにデメリットがあるのに、どうしてゲームから抜け出せないの?」
その理由は、私たちの心の奥深く、無意識の領域にあります。前編では、そのヒントだけお伝えしておきましょう。

  • 人との「関わり」を渇望する心(たとえネガティブでも)💖
  • 子どもの頃から慣れ親しんだ「いつもの嫌な感情」への執着 🛋️
  • 「自分の人生はこうなるはずだ」という無意識のシナリオ 📜
  • 本音で関わることへの恐れ 😨

これらの心の動きが、私たちを無意識のうちにゲームへと駆り立てているのかもしれません。(この詳しいメカニズムについては、後編でじっくり解説します!)

ゲームじゃない、本当の関わり「親密さ」とは? 🤝💖

心理ゲームと対極にあるのが、交流分析で「親密さ(Intimacy)」と呼ばれる、誠実でオープンな関わり方です。これは、

  • 裏表がない: 隠された意図や駆け引きがなく、自分の感情や考えを正直に表現します。😊
  • 今ここにいる: 過去の出来事や未来への不安に縛られず、今の瞬間の相手との関係性を大切にします。⏳➡️💖
  • 自発的である: 決まったシナリオ(ゲーム)に沿うのではなく、その場の状況に応じて柔軟に、自分の意思で反応します。🕊️
  • 感情を共有できる: ポジティブな感情だけでなく、ネガティブな感情も、相手を操作するためではなく、理解を深めるために正直に分かち合えます。🗣️❤️
  • お互いを尊重する: 自分も相手も価値ある存在として認め合い、対等な立場で関わります(I’m OK, You’re OK)。👍👍

親密な関係は、時に意見の衝突や感情的なぶつかり合いもありますが、それはゲームのような予測された不快感ではなく、お互いをより深く理解し、関係性を成長させるためのプロセスとなります。🌱

心理ゲームのパターンを知り、それに「気づく」ことは、この「親密さ」という、より豊かで満足のいく人間関係への扉を開けるための、重要な第一歩となるのです。🚪✨

後編では、いよいよ具体的なゲームの種類を多数紹介し、それぞれのゲームから抜け出すための実践的なステップを詳しく解説していきます。どうぞお楽しみに! 🚀

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